フィロソフィー(哲学)

ワールドカップから帰国時の会見での岡田監督が残したメッセージ、感動しました。

『選手にも同じことを言っているが、サッカー人生はいいときもあれば悪いときもある。ただ、悪いときというのは次に成長するためにあるもの。壁ができたときに立ち向かっていく勇気というのを今回、選手が示してくれた。つらいことがあっても簡単に逃げるな、との言葉を子供たちに送りたい』

岡田監督から見れば僕もまだまだ子供みたいなもの。自分自身にもとても身にしみました。

そんな岡田監督は、昨年の12月、早稲田大学での講演の最後に同じ様な事を言っています。

『でも、できるならどんな小さなことでもいいから、チャレンジをしてもらいたい。頭でごちゃごちゃ考える前に踏み出してみる。少々壁や何かがあろうが、そんなもの関係ない。必ず乗り越えられる。壁というのは邪魔をするためにあるのではない。自分の気持ちを確認されているんです。「本気でこいつはやってんのかどうか」と。そういうつもりでチャレンジに一歩踏み出していただければ幸いです。』

この講演の全文が載っているサイトがあります。
Business Media 誠:岡田武史氏が語る、日本代表監督の仕事とは

中には、岡田監督が日本代表選手に求めた6つのフィロソフィー(哲学)も詳しく説明されています。
・Enjoy
・our team
・do your best
・concentration
・improve
・communication

コーチをしている自分にとって、とても参考にしたいと思う内容でした。
選手が自分を最大限表現しつつチームも最大限の結果を出す。

2002年組にも、2002年組にあったフィロソフィーを探してみたいと思います。